二つの予防医学

カイロプラクティック&オーソモレキュラー栄養療法の臨床ブログ

(続)SIBO

SIBOの写真

1週間前、医療機関でSIBO(小腸内細菌異常増殖症)と診断され、施術を受け、栄養のアドバイスをさせてもらった青年が、2回目の施術のため、わたしのオフィスに来られた。

今まで、寝つきが悪く、朝もスッキリ起きれない、食欲があまりないといった状態が続いていたようだが、寝床に入るとスッと寝れるようになり、朝も気持ちよく起きれるようになったようだ。

食欲も出てきて、毎日楽しくご飯が食べられるようになったらしい。

また、先日来られたときには、顔のできものが立体的だったが、平面になってきており、赤みも少し減っていた。

そして、SIBO特有のお腹の張りも無くなり、便通も良くなったようだ。

さすが18才という若さなのか、成果がでるのがとても速い。

少し羨ましい気持ちにもなった。

青年の親御さんも、頑張ってアドバイスしたとおりに食事を作ってくれているようだ。

改めて、カイロプラクティックの良さ、そしてオーソモレキュラー栄養療法の素晴らしさを知ることになった。

 

今、新型コロナウイルスで日本中が大騒ぎになっているが、感染する人と感染しない人の差は免疫力と言われている。

腸内環境が免疫力に関係するということは、ここ数年、盛んに言われているが、まだ腸の重要性を理解していない人が多いように思う。

また、何が良くて何が悪いのか、正しい情報というのは、なかなか広まらないようだ。

 

 

腸は、単独の頭脳を持っていて、食事をし、分解された栄養素が腸内に入ってきたとき、今、体に不足している栄養素、有害なもの、不要なものを見分けて、腸壁から吸収したり、吸収せずに排出したり、腸がその都度判断して行っている。

腸が「第二の脳」と言われるのは、そのためだ。

また、自身の体を守ってくれている免疫細胞というものがあるが、この60%ほどが腸に存在すると言われている。

 

この青年も、この時期だからこそ、腸が改善に向かって本当に良かったと思う。

もうしばらくは、カイロプラクティックの施術を行うが、彼にとっての最良の体になるのには、そんなに時間はかからないと思う。

 

1回目の施術内容