二つの予防医学

カイロプラクティック&オーソモレキュラー栄養療法の臨床ブログ

首痛、頭痛、吐き気、不眠(40歳代の女性)

首痛で悩む40才代の女性

先日、7回目の施術に来られた40歳代の女性のクライアントさん。

彼女は27歳のとき、車と接触事故を起こし、首を痛めた。

当初、医療機関でムチ打ちと診断され、3週間ほどで治ると言われていたので、安心していたようだが、1か月経過しても首の痛みが改善せず、頭痛や吐き気、不眠と、次々に色んな不調がでてきたため、再び医療機関に行き、処方された薬を飲んでいた。

でも、改善する様子もなく、その後は色んな整骨院や整体に通ったようだが、あまり効果はなく、悩んでいたようだ。

そして、あるクライアントさんの紹介で、わたしのオフィスに来てくれた。

調べてみると、主な原因は上から五番目、二番目、一番目の首の骨だった。

1回目、2回目の施術では、明らかな体調の変化を感じることができなかったようだが、3回目の施術をした後から、吐き気が無くなり、以前より眠れるようになった。

そして、7回目の施術の日。

頭痛も軽減して寝起きも楽になり、以前は食欲もあまりなかったみたいだが、現在は毎日おいしく食事ができているようだ。

もう少し施術を重ねるほうが良いようなので、しばらく通ってもらうことにした。

また、栄養にも興味があるみたいなので、これから栄養アドバイスも付加して施術を行っていく。

 

医療機関でレントゲン撮って、骨には異常無いって言われたんですよ!わたしの首の歪み、なんで分からなかったんですかねえ・・・??」っと彼女は半分怒った口調で話してくれたが、わたしたちは、たった1mmの歪みを矯正している。

通常、医療機関では、よほどの骨の歪みや骨自体に問題が無ければ良しとしてしまう。

それは医療機関が悪いのではない。

医療機関は物理的に問題がないかを調べるところだからだ。

海外では、医療機関カイロプラクティックが連携している国もあり、医療機関で物理的な問題が無かった場合、カイロプラクティックの施術を受けるようにすすめられる。

わたしのオフィスでも、たまに整形外科の医師にカイロプラクティックをすすめられて来られるクライアントさんもいるが、ごく稀なケース。

 

このクライアントさん、今までよく我慢してたと思う。

そして、わたしのオフィスに辿り着いてくれて良かった。

 

kenny-chiro.info