
最近、来られているクライアントさんの20歳代の息子さん。
疲れやすくて、いつもだるく、仕事から帰るとぐったりしていたようだ。
それで、親御さんが心配して、わたしのオフィスに連れて来てくれた。
顔は真っ青で、本当にしんどそうだった。
骨格の検査及び矯正をしたが、何かそれだけではないような気がして、日常の食生活を聞いてみたが、どうも気になるのがタンパク質。
日常の食生活でタンパク源になるものが極端に少なく、また、ビタミン不足も考えられたので、タンパク源(特に肉類)の摂取を増やしもらい、サプリメントも摂取してもらうことにした。
そして、40日後に来られたが、もうすっかり顔色も良くなり、また元気に仕事ができるようになったようだ。
前回、オフィスに来られて施術を行い、食の改善、サプリメントの摂取を始めてから、すぐに効果が表れたようだ。
こんなにすぐに効果が出るケースも非常に珍しい。
彼の場合、頚椎(首の骨)の歪みもかなりあったが、それに加えて、やはりタンパク質、ビタミンが不足していたのでは。
体というのは、すべて神経が司っている。
その神経伝達を阻害する原因のひとつが骨の歪み。
そして、その神経伝達物質はタンパク質を原材料とし、それをビタミン、ミネラルによって必要な神経伝達物質に作り上げる。
骨の歪みと栄養不足のどちらが主な原因かは分からないが、この二つの予防医学の素晴らしさを再認識した症例になった。