二つの予防医学

カイロプラクティック&オーソモレキュラー栄養療法の臨床ブログ

体のだるさ、鼻炎、口内炎、音声チック(小学校6年生の男の子)

不登校の小学性

2か月前より施術に来られているクライアントさん。

彼は小学校6年生の男の子。

3年生より、体のだるさ、鼻炎、頻繁に発症する口内炎、呼吸がしにくいといった症状を訴えるようになり、学校にも行かなくなった。

それに加え、音声チックを発症し、医療機関にも相談したようだが、これといった治療もなく、骨の矯正で音声チックが改善するという情報を知り、わたしのオフィスに来てくれた。

そして、施術の開始と同時に、食事のアドバイスも行い、ビタミンB群のサプリメント亜鉛サプリメントプロテイン、ビタミンCの摂取もお願いした。

先日6回目の施術のために来てくれたが、鼻炎と口内炎がかなり軽減したようだ。

それと、音声チックがかなり減り、初回で来られたときと比べると、3分の1までに減少していた。

彼自身は体の変化をまだ感じれないようだが、お母さんの話によると、元気になってきた様子で、ご家族で遊びに行ったときには、彼自らがお父さんに「走ろう~!」っと言って、全力疾走したそうだ。

今まで、そんなことは無かったらしい。

そして、以前は一緒に外出した際には、すれ違う人が振り返るほど音声チックがひどかったようだが、今では振り返る人がいなくなるほど、チックの症状が軽減しているとのこと。

骨の歪みもかなり改善してきたので、骨の矯正に関しては一旦終了して、様子をみることにした。

 

チックは、脳内の神経伝達がスムーズに行われていないことが指摘されている。

カイロプラクティックは、その神経伝達をスムーズにするアプローチを行うが、もうひとつ問題なのが、神経伝達物質を作る材料が摂取できているかである。

つまり栄養!

神経伝達物質を作るためには、タンパク質、亜鉛や鉄、カルシウムなどのミネラル、ビタミンB群、ビタミンCが必要になってくる。

育ち盛りの年齢には、成長するために沢山の栄養を消費することになるため、栄養不足になりやすい。

 

今後は、お母さんと連絡を取り合って、再施術をするタイミングや栄養のアドバイスをしながら、彼がもっと元気になれるようにしようと思う。

 

 

kenny-chiro.info