二つの予防医学

カイロプラクティック&オーソモレキュラー栄養療法の臨床ブログ

腰痛と膝痛+パニック障害の40歳代の男性

腰痛で苦しむ40歳代の男性

最近、来られている40歳代の男性のクライアントさん。

初回はひどい腰痛と膝痛で、わたしのオフィスに来られた。

腰痛は一度の施術で消失したが、膝痛がまだ残っていたので、一週間に一度のペースで施術を行っていた。

先日5回目の施術に来られたが、膝に違和感はあるものの、痛み自体はほとんど無くなったようだ。

彼には、もうひとつ悩みを抱えていることがあった。

長年、パニック障害と戦っていたみたいだ。

そのため、長時間の車の移動ができず、自身で心理学を勉強して、克服しようと頑張っていたようだ。

それも、少し変化がでてきて、気持ちが落ち着いてきたようだ。

 

彼の腰痛の原因は、本来前方に弯曲しているのが理想される腰椎(腰の骨)がかなり後ろに弯曲していたことにある。

また、膝痛に関しては、股関節の歪み、それに脛骨(すねと呼んでいる骨)の前方、外旋という歪みが加わり、痛みがでていたと考えられる。

いわゆるO脚というパターンだ。

比較的多いパターンだが、長年股関節の歪みを放置していると、坐骨神経痛や膝痛を起こしやすくなる。

パニック障害に関しては、タンパク質摂取の増量、ビタミンB群・ビタミンC・鉄のサプリメントの摂取をお願いしている。

それで現在様子をみている。

近年、心の病とされている症状の方が増えているように思うが、栄養摂取で改善、軽減することがまだまだ知られていない。

パニック障害統合失調症うつ病などの方は、是非オーソモレキュラー栄養療法をおすすめしたい。

わたしはカイロプラクティックが中心で、それに付加して栄養療法を行っているが、栄養療法のみ希望であれば、最近ではオーソモレキュラー栄養療法を行っているクリニックも増えているので、検索してみると良いと思う。

 

この40歳代のクライアントさんが、どこまで心と体が元気になってくれるか楽しみだ。