二つの予防医学

カイロプラクティック&オーソモレキュラー栄養療法の臨床ブログ

腰痛、股関節痛(50歳代男性)

股関節形成不全(50歳代の男性)

約3年前に一度来られた50歳代男性のクライアントさん。

腰痛、股関節痛がひどくなり、再度来られた。

もともと股関節両側の形成不全と診断されていた。

来られたときは、腰を曲げて痛々しい姿で施術室に入って来られた。

歩くのもままならい状況。

もう真剣に体を治したいということで、再施術を開始。

 

●初回(再)

施術後、歩行がやや楽に。

●2回目~8回目

徐々に痛みが和らいできているようだが、まだ腰痛、両股関節の痛みが残る。

●9回目の施術の日

痛みの無い日がでてきた。

●10回目の施術の日

大阪万博に行き、休み休みだが、1万歩歩いたが、そうなに腰痛、股関節痛が出なかったみたいだ。

●12回目の施術の日

腰痛はまだあるが、以前ではできなかった仕事量をこなせるようになってきた。

稼働制限がかかっていた股関節の動きも良くなり、全体的に矯正箇所もかなり減って、以前は施術ベッドに座ったり立ったりするのが辛そうだったが、スムーズにできるようになってきた。

 

残念ながら股関節の形成不全自体を治すことはできないが、今までの施術の過程を観察していると、手術はせずに普通の生活ができそうだ。

 

股関節を作る大腿骨は、骨盤、腰椎(腰の骨)と筋肉で繋がっているため、大腿骨の位置異常により腰部にも負担がかかることが多い。

とても大事な部位なので、どんな症状の方でも必ずチェックし、自覚症状が無くても必要に応じて矯正を行っている。

 

彼もまだまだ働き盛りなので、できる限りのサポートをしていきたい。

 

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