二つの予防医学

カイロプラクティック&オーソモレキュラー栄養療法の臨床ブログ

ギックリ腰、耳鳴り、副鼻腔炎、胃腸障害(30歳代男性)

ギックリ腰の30歳代の男性

先日、来られた30歳代、男性のクライアントさん。

職業は美容師さん。

年末にギックリ腰を患い、あるクライアントさんの紹介で来てくれた。

過去にも数度、ギックリ腰を経験し、また、左耳の耳鳴り副鼻腔炎もあり、胃腸の調子も悪いようだ。

これらすべて、骨の歪みが原因で発症する可能性のある症状ばかり。

美容師さんの仕事中の姿勢は、本当に体には悪い。

まあ、体に良い仕事なんてないけど。

検査すると、脚長差は約3cm。

右足がかなり短くなっており、これは骨盤の歪みを意味する。

また、後頭部、第2頚椎(上から2番目の首の骨)の関節の動きがまったく無くなっていた。

そして、気になるところをすべて矯正。

腰部の違和感は無くなり、鼻の通りも良くなり、顔が赤みが出てきた。

そして、いきなりお腹がすいてきたみたいだ。

よくあることだが、矯正後は自律神経も整うため、内臓の動きが良くなり、空腹感が出てくる。

 

彼の場合、骨盤部にある仙腸関節という関節にトラブルを抱えていたため、何度もギックリ腰を起こしてしまったようだ。

また、耳鳴りに関しては、頚椎(首の骨)の歪みにより、耳介につながる神経に余計な信号が送られていたことが原因ではないかと思う。

副鼻腔炎に関しては、医療機関で「副鼻腔が狭くなっているから」っと言われることがよくあるが、頚椎の矯正をすることで、解消することが臨床上非常に多い。

 

もう、こんな体調不良に終止符を打ちたいという彼の希望に添えるように、これからしっかりサポートしたいと思う。

 

kenny-chiro.info