二つの予防医学

カイロプラクティック&オーソモレキュラー栄養療法の臨床ブログ

呼吸がしにくい、全体の倦怠感、胃のむかつき、頻繁に発症する口内炎(40歳代の女性)

最近、当オフィスに通われている40歳代の女性。

呼吸がしにくい、全体の倦怠感、胃のむかつき、頻繁に発症する口内炎

20歳代の頃からこのような不調と戦ってきたようだ。

医療機関で色々な検査をしたが、問題がなく、薬を処方されて服用していたが、まったく改善する気配がなく、精神的にもかなり追い込まれていたらしい。

そして紹介で来てくれることになった。

頚椎(首の骨)の配列に不自然な歪みがあったので、よくよく聞いてみると、高校時代に車と接触する事故を経験しており、頭部を強く打撲したようだ。

幸いにも脳や頭蓋骨には異常がなく、そのときはこれと言って症状は無かったみたいだ。

ところが20歳を過ぎた頃、突然息苦しくなり、医療機関で検査したが特に異常が見あたらないということで、様子をみることにしたが、その後、胃の不調、口内炎が頻繁に起こるようになり、再び医療機関で検査したが、やはり何も異常がないということだった。

前日、7回目の施術に来られた。

息苦しさはもう無くなり、いつも食後に胃のむかつきがあったのもほとんど無くなったようだ。

 

彼女の場合、後頭骨、第一頚椎、第二頚椎に強い歪みがあり、また、横隔膜を司る神経が出ている第四頚神経の圧迫から呼吸障害を起こしていたようだ。

初めて来られたときは、目が虚ろで、顔色も悪るかったが、7回目の施術に来られたときには別人になっていた。

「2kg体重が増えたんです!!」(彼女)

普通は体重増加は女性にとっては天敵のようなものだが、彼女の場合は違った。

今だから言えるが、初めて来られたときはあまりにも瘦せすぎて老けて見えたが、肌にハリが出てきて素敵な女性になっていた。

よくあることだが、自律神経が乱れると内臓の働きが悪くなり、胃の消化活動や腸管からの栄養吸収ができなくなる。

 

まだ、納得のいくところまで改善していないので、もう少し短期間での施術を行う予定。