最近、高校生の女の子が、定期的に来られている。
長年、体のメンテナンスに来られているご夫婦の子供さんで、はじめて逢ったのは、小学生のとき。
そのときは、お母さんの施術の日に、ただ連れられて来ただけだったが、知らない間に、すっかり大きくなり、とっても可愛い女性になっていた。
どうも、部活のバスケットボールの練習中に、両足を痛めたらしく、とりあえず整骨院に通っていたようだが、改善せず、わたしのオフィスに来られた。
左の踵、右足首外側の痛みを訴えていた。
左の踵は、ふくらはぎの筋肉の緊張、右足首は、捻挫をしたときのような歪みがあった。
そして、一通り施術を終え、痛みがかなり軽減したようだ。
しばらくは部活も見学していたが、その後はすっかり良くなり、練習にも参加できるようになったと、後にお母さんが報告してくれた。
つい先日も、メンテナンスのために彼女が来たが、どこも痛いところはなく、元気に部活を楽しんでいるようだが、矯正をすると体が楽になるのが分かるらしく、すっかりカイロプラクティックのファンになってくれたようだ。
スポーツ全般に言えることだが、どししても体を酷使してしまうのがスポーツ。
よく、クライアントさんから、「やっぱり何かスポーツをしたほうがいいですか?」と聞かれることがあるが、「体のことを思うなら、スポーツはしないほうが良い。」っと、わたしはいつも答える。
スポーツをすれば健康になれると思っている人が多いようだが、前述したように、どうしても体を酷使してしまう。
そして、スポーツをしていない人より、体をたくさん動かすのだから、体を痛めるリスクも高くなるのは当然。
ラジオ体操、ウォーキング、軽度の筋肉トレーニング程度の運動は、健康増進につながるが、だいたいのスポーツは体には良くない。
でも、わたし自身もスポーツが好きなので、スポーツをしたい、スポーツをしているという人に「やめなさい。」とは言うつもりはない。
その代わり、体のメンテナンスは欠かさずにするようにアドバイスをする。
この彼女が、大きな怪我もなく、最後まで部活を楽しめるように、わたしも頑張ってメンテナンスをしていこうと思っている。