二つの予防医学

カイロプラクティック&オーソモレキュラー栄養療法の臨床ブログ

突発性難聴

耳鳴り、閉そく感

最近、また調子が悪くなってきたクライアントさんがいる。

彼女は50才代で、もう15年以上の付き合いになるが、もともと、わたしのオフィスに来られたきっかけは、頭痛、肩こり、胃痛、右手のしびれ

この一連の症状もかなり軽減し、1か月に1回、メンテナンスに来ていた。

先日、体のメンテナンスに来られた際、耳鳴りと閉塞感がひどくて、人の声が聞こえづらく、仕事がしにくいと訴えてきた。

実は、数年前、風邪を引きながら無理をしてしまい、突発性難聴になってしまったことがあった。

すぐに、難聴で有名な病院に行き、高濃度酸素治療を10日間受けたが、まったく変化がなく、その後、わたしのところに来て、その話を聞いた。

突発性難聴も頚椎(首の骨)の施術で軽減することが多いが、発症してからすでに3週間が経過しており、どこまで施術の効果が出せるのか分からなかったが、1回の施術で閉塞感が無くなり、聞こえやすくなったようだ。

それから、1週間に1度の施術を4回続け、その後は1か月に1回のメンテナンスで、症状も落ち着いていた。

1年前に転職し、かなりの重労働になったらしいが、わたしのオフィスでメンテナンスをしながら、なんとか頑張って、やっと慣れてきたところだったが、ここ最近、また仕事の量が増えたらしい。

それで、また耳のトラブルが出てきたのだろう。

今回は、発症してからすぐに来てくれたので、すぐに症状は落ち着いてくれた。

よくあることだが、転職したり、仕事の内容が変わると、一時期的に体調を崩し、もともと自身の悪かったところが出てくることがある。

 

過去に、医療機関突発性難聴と診断され、高濃度酸素治療を受け、まったく改善せずに、わたしのところに来られた方が数名いた。

完全に症状が消失しているわけではないが、全員、カイロプラクティックの施術で、日常生活では気にならないレベルまでになっている。

 

やはり、頚椎は奥が深い。