二つの予防医学

カイロプラクティック&オーソモレキュラー栄養療法の臨床ブログ

パニック障害

先日、嬉しいことがあった。

もう10年ほどの付き合いになる30歳代の女性のクライアントさんが来られた。

わたしのオフィスに来られたきっかけは、10歳代のときに歯列矯正後、顎を動かすと音が鳴るようになり、その後は交通事故に遭い、腰痛、右足のしびれがあり、数件色んなところに通ったそうだが、まったく変化がなく、そして、わたしのオフィスのホームページを見つけたくれた。

その後、12回の施術を繰り返し、腰痛、右足のしびれは消失した。

顎の音鳴りはとれなかったが、気にならないレベルにはなった。

それから1か月に1回はメンテナンスに来てくれていたが、彼女にはもうひとつ体のトラブルを抱えていたことがわかった。

それはパニック障害

車に長時間乗れない、電車も各停で短時間しか乗れなかった。

そして、栄誉面のアドバイスも付加することにした。

彼女はポテトチップスが大好きで、かなりの頻度で一度に一袋食べていた。

それをまず改善したかったが、人間好きなものはそう簡単にやめることができないので、食べる頻度だけ少なくしてもらい、プロテイン、ビタミンB群、鉄、ビタミンCサプリメントを摂ってもらうようにお願いした。

その後、少しずつだが、車に乗っても平常心でいられる時間が多くなり、電車にも普通に乗れるようになった。

ポテトチップスを食べる頻度もかなる少なくできるようになった。

そして、つい最近、たった一人で車を運転し、片道約2時間の道のりを走って帰ってきたらしい。

これには、さすがに二人で喜んだ。

 

うつ、パニックなどを心の病気と勘違いしている医療機関は多いが、栄養の改善できっちり成果がでる。

それを証明できた一例になった。