先日、メンテナンスで来られた40歳代、美容師の女性のクライアントさん。
全体的に体がだるく、両手がむくんでいるように感じるとのこと。
それと、もともと花粉症だったが、栄養アドバイスでかなり改善し、しばらくは症状が出ていなかったのに、くしゃみをよくするようになったらしい。
また、昼食後に眠たくて仕事ができなくなっているようで、これは栄養の問題がからんでいると思い、最近の食生活を聞くと案の定!
お客さんからもらったお菓子がとても美味しかったので、同じものを買って毎日過度の量を食べていたらしい。
たぶん、色んなストレスも手伝って、ついつい甘いお菓子に走っていたのだろう。
でも、日頃わたしから栄養に関しての話を聞いていたので、体には悪いとは思っていたようだ。
糖質の過剰摂取は、細胞を浮腫させてしまう性質があるので、当然むくみも感じるようになる。
また、糖質を摂ることで、気道の粘膜を弱化させるため、花粉の影響も受けやすくなる。
それに加え、糖質を大量に摂ることで食後の血糖値が上限の140を超えて高血糖になるため、インシュリンの分泌量が増え、今度は逆に低血糖へと移行してしまう。
この低血糖のタイミングで眠気が襲ってくる。
また、血糖コントロールができていないときには、必ず自律神経(交感神経)が乱れてしまう。
糖質は甘いが甘くみてはいけない。
このクライアントさん、くしゃみをしすぎて首の張り感がひどかった。
咳やくしゃみは本当に首に負担がかかる。
いつものように矯正を行い、骨の問題はすべて解消。
あとは糖質の摂取量を抑える努力をしてもらうだけだ。
また、来月メンテナンスで来られるが、楽しみだ。