二つの予防医学

カイロプラクティック&オーソモレキュラー栄養療法の臨床ブログ

頭痛、吐き気、動悸、倦怠感、口内炎、光が眩しい

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先日、3回目の施術に来られたクライアントさん。

彼女は16歳のとても可愛い女の子。

学校ではダンス部に入ってダンスを楽しんでいたが、1週間ほど前から頭痛、吐き気、動悸、倦怠感、口内炎、光が眩しい、ダンス後の頭痛などの症状があり、医療機関に行ったが、診断の結果はどこにも異常が無いということだった。

初回時、頚部(首)を調べてみたら、異常な緊張、正常な骨の形は完全に崩壊しており、とても16歳の頚椎とは思えなかった。

そして、頚部を中心にした施術と栄養のアドバイスを行い、初回の施術は終了。

2回目の施術に来られたが、何も変化が無く、初回とほとんど同じ施術をして終了。

3回目の施術の日、親御さんから連絡があり、体調が悪すぎて施術に来れないと連絡があったが、1回目の施術の日にお願いした栄養のアドバイスだけは守ってもらうようにした。

そして、再度予約の連絡があり、来られたときには、すっかり様相が変わっていた。

頭痛以外は、もう症状が無くなったようだ。

頚椎の状態もすごく良くなっていた。

正直、わたしもその改善ぶりに驚いた。

初回に枕の当て方のアドバイスをしたが、それをきっちり守ってくれていたようだ。

 

わたしは、初回より、頭痛以外は過度のタンパク質不足とビタミンB欠乏が主な原因と判断。

まずは、卵を毎日2個食べるようにと、その他のタンパク源になる肉、魚、豆類を中心にした食事をするようにおすすめした。

また、市販のビタミンB群のサプリメントを高容量摂取してもらった。

頭痛に関しては、矯正を繰り返すしかないが、家では枕を首に当てて寝るようにアドバイスをした。

3回目の施術で分かったことだが、お母さんの話によると、出産時に900gで生まれた未熟児だったようだ。

また、わたしのオフィスに来る1週間前から症状が出てきたと言っていたが、彼女が言うには、もう中学時代から色々と体調に変化があったみたいだ。

それがピークになったのだろう。

たぶんだが、親御さんに心配をかけまいと、かなり辛抱していたのだと思う。

頭痛も無くなり、楽しく仲間とダンスができるようにしてあげたい。