3回目の施術に来られた8歳のサッカー少年。
以前から、彼が所属するサッカーチームのコーチであり、わたしのクライアントさんでもある方から、チームに1年前から腰痛で悩んでいる子がいるという相談を受けていた。
そして、そのクライアントさんのすすめで、わたしのオフィスに来てくれた。
腰痛を発症してから医療機関で検査したり、整骨院に通ったりしていたようだが、まったく改善することなく、お母さんも悩んでいたようだ。
お母さんも、なんとか腰痛を治して、楽しくサッカーができるようにしてあげたいと願っていた。
1回目の検査で、すでに悪い部位が特定できた。
第4腰椎、第5腰椎に特異的な歪みを見つけ、彼が痛みを訴えている場所と合致した。
そして、その他の骨の歪みもチェック&施術をして1週間様子をみてもらうことにした。
2回目の施術の日に前回の術後の様子を伺うと、5日間は痛みが無かったようだが、6日目より再度痛みが再発したとのこと。
そして検査してみると、まだ第4腰椎、第5腰椎の特異的な歪みが出ていた。
施術を行い、また1週間様子をみてもらうことに。
3回目の施術の日、もう腰痛は再発せず、腰椎の歪みも改善していた。
骨の歪みにもあるルールというものがあるが、イレギュラーな歪みが存在すると、それだけで身体的ストレスとなることが多い。
彼も1年間よく我慢したと思う。
17歳以下の場合、体の不調が改善したら、それ以上施術を継続しなくても良いと、わたしは考えているので、3回の施術で終了した。
ただし、また腰痛やその他の不調が出た場合はすぐに施術を受けるようにおすすめした。