9か月ぶりに来られたクライアントさんがいる。
もともとは3年前に、めまい、ふらつき、右耳の閉塞感、耳鳴り、動悸、胃痛、目の奥の痛みで来られた。
施術の回数を重ねるたびに改善し、9か月前までは毎月メンテナンスに来られていて、非常に体調の良い状態を維持できていた。
でもまた、もとの症状が色々でてきて、日常生活に支障がでてきたらしい。
この9か月の間に気功をはじめ、体調が良かったので、骨のメンテナンスを見送っていたようだ。
わたしは東洋医学のことは勉強したことがないので分からないが、きっと体に良いものだと思う。
しかし、今回また、以前の症状が色々出てきているということは、気功をしていても骨のメンテナンスはとても大切だということが分かった。
これはご本人が一番実感してることだろう。
骨の歪みには完治というものがない。
怪我であれば、怪我した部分の傷が治れば、それで完治となり、何も無ければ、怪我した部分が勝手に再発することはない。
でも、骨の歪みというものは厄介なもので、一旦症状が緩和して体調が良くなっても、矯正せずに放置していると、また歪みが起こり、体調不良を引き起こす。
もう6ヶ月以上放置していると、十分に骨は歪んでいる。
このクライアントさん、またしばらく短期間に数回の施術を行うことになるが、一度の施術がかなり楽なったようなので、体調完全復活までには、そんなに時間はかからないだろう。